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結婚は女性16歳以上、男性18歳以上(民法)車の運転は18歳以上(道路交通法)お酒は20歳になってから(未成年者飲酒禁止法)・タバコも20歳になってから(未成年者喫煙禁止法)20歳になったら国民年金払いましょう(国民年金法)国会議員選挙の投票は20歳から、立候補は25歳から(公職選挙法)40歳からは介護保険料(介護保険法)国民年金もらうのは65歳から(国民年金法)70歳以上の人は裁判員断れます(裁判員の参加する刑事裁判に関する法律)、これらはほんの一例だ。
こうして並べてみると、年齢を基準とする仕組みが人生のあらゆる局面に関わっていることがわかる。 いや、人は年齢を人生の目安として生きていくことになっている、と言ってもいいくらいだ。
仮に、年齢にこだわることはいかなる場合にも絶対に許されない、という立場を貫くなら(エイジフリー原理主義?)、たとえばお酒が飲めるかどうかについても年齢ではなく(飲酒の)「能力」で決めてあげるのが筋だろう。 飲める体質かどうかのチェックその他の健康診断を実施して、これをパスしないと飲めないということにするのだ。
この試験をパスすれば15歳でも居酒屋でイッキ飲みができるが、これに落ちると30歳でも新橋ガード下ののれんはくぐれない。 また大げさな、それとこれとは別でしょ、たとえば酒やタバコは体に害がありうるものだから、一人前の体と判断能力を備えてからたしなんでもらった方がいい、でその2人前」の基準としてまあだいたい20歳ってところで線を引いたんでしょ、定年制とか募集採用時の年齢制限の話とは別でしょ、という反論が聞こえてきそうだ。
もちろん私は、エイジフリー社会になったら飲酒可能年齢とか年金支給開始年齢とかも全部撤廃だぞ、と脅かしているわけではない。 実際エイジフリー社会のアメリカでも、飲酒は21歳からとか年金は65歳からとかいうルールになっている。

ただ、なぜ、「20歳ならまあだいたい一人前だよね」という割り切りが許されるのに、「60歳になったらウチの会社ではまあだいたい使い物にならないよね」という割り切りは許されないのか。 エイジフリー社会を目指すなら、それを考える必要があるのではないか、と問いかけたかったのである。

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